ナルシス2世のブログの新着ブログ記事
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(2008 /10 /13 ナルシス1世 mixi日記より) 10月4日にナルシスは『ピンクリボンチャリティパーティー』に行って来ました。 ご存じの方も多いと思いますが『ピンクリボン』とは、乳がんで娘を亡くした女性が同じ悲しみを繰り返さないようにと願いを込めて、孫にピンクのリボンをプレゼントした事... 続きをみる
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(08年2月・妹の結婚式にて兄よりのスピーチ) 妹は幼稚園の頃に母親を病気で亡くし、高校生の頃には父親が家からいなくなるという不幸に聞こえるような出来事に遭遇しています。 しかし母は亡くなる前に自分の両親に託したのでした。それは実に幸福な道へと導いてくれました。 祖父母にとっては、世代の違う親... 続きをみる
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俺は東京へ行き、素晴らしい出会いをたくさんし、多くの経験と財産(人との縁)を手に入れた。そして2006年2月から大阪へ戻り、新たな物語が始まった。 約束通り声を掛けてくれた孔明店長がオープンさせたお店で、2014年2月末までの8年間お世話になった。ここでも多くを学び、経験させて頂く事ができた。 ... 続きをみる
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26歳の10月、俺は夢と希望を膨らませ東京へと飛び立った。この地でもたくさんの縁があり、多くを学び、貴重な経験もできた。その中でも大きな縁になるのが、東京で出会い付き合う事になった女性との縁である。過去のトラウマから、人を本気で愛する事が出来なくなっていた俺に愛を与え、そして愛を教えてくれた女性で... 続きをみる
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孔明店長の退職後、俺はその半年後に退職して実家へ帰り、プータロー生活を続けていた。 念願のショットバーに勤める事ができたのに、退職したのには理由がある。大きな夢を掲げながらも、具体的な方向性は何も決めていない。念願のショットバーで働きながら、俺は葛藤していた。やりがいはあるのだが、貧乏生活からなか... 続きをみる
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其の5 念願のショットバー エピソード⑦おまけ【科埜政武ホモ伝説】
自衛隊にいた経験があって痔持ちだという事を知られると、ある疑いがかかる事であった。それは『科埜政武ホモ伝説』 ホモセクシャルを軽蔑する訳ではないが、そうでないのに疑われたり、思われたりすると辛いモノがある。違うとムキになって反論すればするほど、ドツボにはまってきた。 今となってはもう言われ慣れてし... 続きをみる
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バーテンダー時代はお金の使い方、人との接し方、物の見方・考え方、生活習慣等、一番変化のあった時期でもある。大嫌いだったタバコも吸うようになった。孔明店長の何気ない一言がきっかけだった。 『タバコを吸った事のないお前には無理やけどな』 悔しくてたまらなかった。その一言に至るまでの会話もあるが... 続きをみる
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話下手な俺は、伝達事項や接客においても失敗を繰り返し、時にはお叱りを受ける。追い打ち要素として、南河内の富田林という田舎出身の俺は、河内弁で言葉使いがきたない。同じ大阪弁にも細かい違いがある事を、その時に初めて知ったのである。市内の一等地にあるこのバーには、様々なお客さんが来店する。品のある大阪弁... 続きをみる
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学生時代からテレビゲームやエロ本にはまっていた俺には、これといった趣味や興味のある事がなかった。接客業にたずさわる上では致命的である。お客さんと会話する際の【話のヒキダシ】が少ないのだ。さらに典型的なB型である俺は、自分の話ばかりしていた。 ある日、孔明店長は俺に休日の過ごし方を尋ねた。当時、俺... 続きをみる
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月日は経ち、先輩達が辞めていったおかげで、俺はNo2になっていた。20代前半で調子に乗っている時期でもある。お客さんに対して感謝の気持ちを忘れながら勤務していたある日、俺は孔明店長との会話の中で最低な言葉を口にする。それが孔明店長を呆れさせ、そして恐らく失望させてしまったのだと思う。 その言葉は【... 続きをみる
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アルバイトとして雇ってもらったものの、初めからバーカウンターには立たせてもらえない。最初はホール業務からである。来店されたお客さんの席案内、オーダーの伺い、孔明店長や先輩バーテンダーがつくったお酒やオツマミを運ぶ。それ以外はホールに直立不動でいる事が、新人である俺の仕事であった。 そんなある日、生... 続きをみる
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そんな恵まれた環境の中、ママの元で一年ほど勤めた頃、やはりバーテンダーになってお酒を作りたいと、腹の内をママに話した。するとママは、ショットバーの仕事を快く紹介してくれ、そして応援してくれた。 当時ママは雇われママで、スナックにはオーナーが別にいた。現場に出ていないが、大柄で優しく、面倒見のよい男... 続きをみる
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それでも、負けない!言葉の通じないアメリカへ行かないのなら、大阪ミナミで有名になってやる!そんな時、アルバイト雑誌で【バーテンダー見習い募集】の広告を目にする。 大阪心斎橋(ミナミ)、晴れて都会デビューを飾るにふさわしい場所だ。速攻で電話をし、面接を受けに行った。 お店に入ると美しい女性が1人。彼... 続きをみる
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大阪の実家に戻った俺は、将来の事を再構築し始める。今の自分が一番興味あって、楽しい事は何かを考えていた。 『液体の宝石リキュール』・・・これを扱う華のある仕事はバーテンダーしかない!アメリカへいってバーテンダーの修行をしよう。トム・クルーズ主演映画『カクテル』の主人公のようなバーテンダーになって、... 続きをみる
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社会人第一歩は海上自衛隊!大学への進学を選ばずに、海上自衛隊に何故入隊したか。この作品の冒頭部と重複するが、祖父母に育てて頂いた俺は、軍隊に興味を持ち、強い男の生き様に憧れた。特に惹かれたのは、ジイちゃんに聞いた特攻隊の話しだった。 国を守る為、自分の家族や大切な人の為に、自らの命をかけて敵戦艦に... 続きをみる
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11月9日(金)手術後第3日目 この日は、現在を含めワースト3に入る程の壮絶な痛みによる地獄を味わう事となる。 いつもの『回診』『消毒』『点滴』後、2階の2人部屋から3階の大部屋へ移った。 夕方にバアちゃんと入れ違いで、今度は友人が6人で来てくれた。非常に嬉しかった。暇で孤独な入院生活の中、痛... 続きをみる
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夕方になり、バアちゃんは家の夕食の準備があるので帰っていった。入れ違いで同級生3人が見舞いに来てくれた。この3人の同級生は俺の数少ない友人であり、奴らにしか痔で入院する事は話していなかった。当時、俺には付き合い始めたばかりの可愛い彼女がいたが、もちろん何故入院しているかは極秘事項である。 見舞いに... 続きをみる
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(11月8日(木)手術後第2日目) この日はルームメイトAさんの世話役としておばちゃん(Zさん)がやって来た。Aさんには身寄りがなかったようで、Zさんが専門機関から派遣されてきたのだ。Zさんは明るい性格で、よく喋る楽しい人であった。バアちゃんとは年齢が近かった事もあり、気が合って見舞いに来た時はよ... 続きをみる
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もう俺の腸には何も残っていないだろうと思った。しかし、さすがは病院。念には念を入れると言うのは、この事を言うのであろう。下剤の次は、浣腸の嵐が待ち構えていた。しかも浣腸は市販されているイチジク浣腸ではなく、お笑いコントに出てきそうな極太の注射器型浣腸である。その浣腸を3回もされてもう、我慢の限界、... 続きをみる
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自衛隊面接、愛車喪失事故を乗り越え、俺は完治するべく手術前日(11月5日)に入院した。生まれて初めての入院経験だ。軽く見ていた俺は、前日から入院しなくてはならない理由が分からなかった。 下半身麻酔をするので、前日から食事を抜き、下剤を飲んで腸の中を空にしておく必要があったのだ。そうしておかないと、... 続きをみる
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翌日から手術の前日まで、患部消毒の為に毎日通院した。消毒してもらう時は例の『レントゲン写真に写しだされる胎児』ポーズ。日本男児の俺にとって、他人にお尻を見せなければならない日々は辛かった。(死に匹敵するからね。) でも、それを超える辛さが存在した。大便時に訪れる激痛である。便をする度に天をも貫く激... 続きをみる
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話しは戻り、恥ずかしく屈辱的だった手術後。 【痔の宣告】から【恥ずかしいポーズ】と【海亀産卵会話】で落ち込んでいる俺に医者は淡々と説明してくれた。 『イボ痔というモノは、皮膚の内側で切れた毛細血管から出血した血液が、行き所をなくして皮膚の内側に溜まり、皮膚が腫れあがった事によりできるモノです。... 続きをみる
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見つけてもらった病院へ、愛車の原付バイク『ZX(艶消しブラック)』で駆けつけた。 受付を済ませ、待合のベンチに腰掛けるが、お尻の痛みから異様な座り方。不安と緊張と痛みで顔を引き攣らせながら考える・・・この変な脈打つイボは切ってもらったら治る、たいした事ではないと・・・でも違った。 診察後、医者が... 続きをみる
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その日の晩、応援団の一員だった俺は団員同士の打ち上げに参加した。場所は地元の大きな公園。季節は9月末、夜は肌寒かった。 若かった俺達は地べたや、石のベンチに座り宴を始めた。その寒さゆえ体を温めようと自分の酒の飲める限度を知らなかった俺は、調子に乗って飲んでしまった。(未成年者の飲酒は禁止されていま... 続きをみる
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事の起こりは1996年(平成8年)9月29日、我が母校である大阪府立長野高等学校の体育祭までさかのぼる。 当時、俺は高校3年生にして華の18歳。小さな頃から体を動かす事が大好きで、特に走るスピードには自信があった。そんな俺にとって、体育祭の短距離走はヒーローになれる華型種目だ。トップでゴール... 続きをみる
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